2011年 10月 18日

感受性

自分の感受性。
福島の訓練所で2カ月一緒にすごしたともだちが
教えてくれた茨木のり子さんの詩。
きびしくてあたたかい。
忘れないように。

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「自分の感受性くらい」   (詩華集「おんなのことば」より)

ぱさぱさに乾いてゆく心を
ひとのせいにはするな
みずから水やりを怠っておいて

気難しくなってきたのを
友人のせいにはするな
しなやかさを失ったのはどちらなのか

苛立つのを
近親のせいにはするな
なにもかも下手だったのはわたくし

初心消えかかるのを
暮らしのせいにはするな
そもそもが ひよわな志にすぎなかった

駄目なことの一切を
時代のせいにはするな
わずかに光る尊厳の放棄

自分の感受性くらい
自分で守れ
ばかものよ

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感受性・考え方が
たまにわからなくなる時がある。
ぐらつくという言い方ではしっくりこない。
そのたびに思い出す。
思いだしては立ちなおそうや。と思うのです。
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by kanlan-cap | 2011-10-18 22:32 | ヤポンライン


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